カラーやパーマをするとどうしても髪のダメージが気になりますが、ツヤのあるサラサラで健康的な髪をキープしながらオシャレを楽しみたい!と言う人も多いと思います。
なかにはダメージヘアに悩んで切っては伸ばし切っては伸ばしと、なかなか理想の長さまで髪が伸ばせないと言う人も。
そこで今回は髪のダメージになりがちなよくある原因から、意外と見落としがちな原因を分析し、対策や解決策をまとめてみました。
「知らなかった!」じゃもう遅い?!髪のダメージの主な原因
熱ダメージ
ドライヤーやヘアアイロン、コテなどの使用で髪にはダメージが蓄積されてしまいます。
ドライヤーで乾かす時はタオルドライをしっかりとし、ヘアオイルなどを毛先から髪全体にかけてつけて乾かすことで熱からのダメージを予防できます。
アイロンやコテを使う場合も同様に専用のヘアクリームやオイルを使用し、なるべく長時間同じ個所に熱を加えないように素早く仕上げるのがポイントです。
また、毎日のように使用している人は使用頻度を考えると、思い切ってパーマやストレートパーマをした方が結果的には髪へのダメージをけいげんできるかもしれないため、美容室で一度相談してみましょう。
水質によるダメージ
プールの水には塩素が含まれており、キューティクルが剥がれる原因となってしまいます。
また、海水や温泉水は髪をアルカリ性に傾けてしまい、ダメージの原因となります。
髪をシャワーなどのお湯でしっかり洗い流し、コンディショナーやトリートメントなどで髪のコンディションをなおしてあげましょう。
紫外線(UV)ダメージ
紫外線にはメラニンを分解し、髪を形成しているアミノ酸が酸化されることでダメージの原因になってしまいます。
肌のケアで日開け止めを塗る感覚で紫外線用のヘアケア商品をこまめに使い、ホームケアではダメージヘアやUVケア用のヘアトリートメントを使うのがおすすめです。
摩擦などのダメージ
特に怠りがちになってしまうのが寝ている間の摩擦対策です。
枕で髪が擦れると髪の表面のキューティクルが剥がれ、知らないうちにダメージが畜させされてしまいます。
就寝前はヘアオイルをつけて、ヘアゴムで髪をまとめてから寝るのがポイントです。
また、襟足や後ろ髪のダメージを考えると、ナイトキャップを使用するのが1番理想的です。
クセが付いてしまうのが嫌だという人は枕カバーをシルクなどの静電気や摩擦を軽減してくれる素材に変えることで髪のダメージの軽減ができますよ!
間違ったケア方法によるダメージ
ドライヤーの熱によるダメージをなくすために自然乾燥をするという人もいますが、キューティクルは髪が濡れた状態が最もダメージを受けやすいので、できるだけ早めにドライヤーで乾かすのが重要です。
また、入浴時にトリートメントをつけて指定時間より長めに放置するのもご法度。
特に市販のヘアケア商品は長い時間を置いても髪の内部に浸透する栄養は限られているので、無理に揉み込みすぎずにコームでまんべんなく伸ばしたら指示された通りの放置時間を守って充分にすすぎましょう。
カラーやパーマによるダメージ
最近のヘアカラー剤やパーマ剤はダメージが少なくなってきたとはいえ、やはり髪への刺激は避けられません。
カラーやパーマをする場合はスタイリストさんに自分の髪質を判断してもらい、髪の毛に無理のないオーダーで楽しむのがポイントです。
ホームケアをしっかり行うことはダメージを予防するだけでなく、カラーやパーマの持ちを良くさせるメリットもあります。
なるべく専用の商品を使って毎日のケアはこまめにしてあげましょう。
また、市販の薬剤を使ってセルフカラーやセルフパーマをするのは髪のダメージが大きく、その後のカラーやパーマに影響が出る場合が多いためおすすめしません。
カラーやパーマは美容室でプロの薬剤、プロの腕があっても多少なりともダメージがあるということを頭に置いておきましょう。
カットによるダメージ
前髪や傷んだ毛先だけセルフカットするという人は多いかもしれませんが、実はカットをすることもダメージにつながるのは知っていましたか?
美容室で使われているカットばさみは毎日研いで切れ味を整え、最高のコンディションに保たれた専用のはさみを使用します。
また、素人が市販のカットばさみを使ってセルフカットをした時に比べて、プロがカットした髪は断面が小さくきれいになるように計算をして髪を切ります。
セルフカットはついついやってしまいがちですが、断面からダメージが広がることを考えると腕のいいプロに任せた方が後々のダメージを軽減できますよ!
乾燥や静電気によるダメージ
冬の乾燥した季節やサウナを利用した時は乾燥と静電気が原因で髪がダメージを受けてしまいます。
また、ダメージ毛は特に乾燥しがちになりパサパサしてしまうため、ヘアクリームやヘアオイルなどで髪の水分をキープするように心がけましょう。
まとめ:普段からの意識で髪のダメージを減らす対策を
嘘のようなホントの話ですが、美容師さんはみんな口を揃えて「ダメージ対策は意識次第」と言います。
髪をツヤツヤでサラサラな健康的な状態に保ちたいという意識をするだけで普段のちょっとした行動が変わるため、ヘアケアでダメージの原因を防ぎながらケアをすることができます。
小さなことも毎日の積み重ねでキレイな美髪を手に入れる第一歩なので、髪のダメージの原因と対策を意識し、少しずつできる事から始めて憧れのサラつやヘアを目指しましょう!