「今日はどんなふうにカットしましょうか?」と美容室で聞かれると、自分の好みはあるものの「とりあえず似合う髪型にして!」と返事をしてしまうのは良くある話です。
自分の顔の形がイマイチ分からなかったり、どのような髪型が似合うのか分からないと悩む人も多いのではないでしょうか?
今回は、5つの顔の形からみる、それぞれの特徴や似合う髪型をまとめてみました。
美容室でオーダーする前にぜひチェックしてみて下さいね。
あなたはどの形?5つの顔のタイプ
その人に似合う髪型を知るには、まずはじめに顔の形や特徴を知るのが大切です。
自分の顔がどのタイプに当てはまるのかがわかれば、顔のマイナスポイントを上手にカバーすることができますよ!
最も理想的な形と言われる「卵型タイプ」
「卵型タイプ」はヘアスタイルの観点から、最もバランスが取れた理想的な顔の形と言われています。
縦横の比率が同じなためどのヘアスタイルとの相性も良く、すっきりしていて顔と髪とのバランスが取りやすいため、ヘアスタイルによってこの「卵型タイプ」のバランスになるよう目指すのがおすすめです。
日本人に一番多い「丸顔タイプ」
頬からアゴにかけてのラインなど、全体的に見て丸くふっくらしている顔の形が「卵型タイプ」です。
優しく柔らかい女性らしい印象を与えますが、髪型次第では幼く見られてしまうこともあります。
大人っぽい印象の「面長タイプ」
縦型の楕円形をイメージするとわかりやすいかもしれませんね。
目と目の間隔がやや狭く、アゴのラインがシャープなので年齢の割に大人っぽく見えることが多いタイプの顔の形です。
クールなイメージの「逆三角形タイプ」
逆三角をイメージすると分かりやすいですが、顎のラインが尖っていて、ハチと呼ばれる頬にかけての横側にある、出っ張っている部分に広がりがあるのが特徴です。
顎にかけての顔のラインがシャープなので、見た目で痩せて見えるためヘアスタイル次第では小顔に見える特徴もあります。
顎のラインが特徴の「ベース型タイプ」
四角顔とも言われていて、頬のふくらみが少なく平らでアゴのラインがシャープなのが特徴です。
どちらかと言うと男性的な顔立ちで、パッと見クールに見られたり強めの印象を相手に与えることもあります。
目指すべきバランスは「ひし形ライン」
先ほどの話のように理想のバランスは「卵型タイプ」ですが、具体的には、髪型の全体的なシルエットを「縦横の比率が3:2」の「ひし形」に近づけることが大切と言われています。
そのひし形を目安に、それぞれの顔の形におすすめな髪型の例をまとめてみました。
「丸顔タイプ」にオススメの髪型
「丸顔タイプ」の顔の場合は、シャープな印象をプラスできるヘアスタイルがおすすめです。
具体的には前下がりボブやゆるふわなロングウェーブなど、顔の丸みをカバーしてくれる髪型にすることで大人っぽく仕上げ、オシャレの幅を広げることができます。
「面長タイプ」にオススメの髪型
「面長タイプ」は顔の縦方向の比率が大きい状態なので、意識的に横の比率を
大きくすることでバランスの取れたヘアスタイルにすることができます。
ショートヘアにする場合は丸みを出したカットや厚めで斜めに流した前髪、横ラインにボリュームをつけることでバランスがとりやすくなります。
ミディアムやロングヘアの場合も、自然な感じになるように流したワイドバング(両目の端よりも広めにとった前髪)など、横に動きやボリュームを出すことで縦長の比率を整えなおし、サイドに印象をつけて縦ラインを緩和してくれるようなヘアスタイルをオーダーしてみましょう。
「逆三角形タイプ」に似合う髪型
元々小顔に見られやすい「逆三角形タイプ」の顔の人はショートヘアも似合うため、全体にさりげないボリュームをつけたニュアンスパーマでも顔の大きさが目立たずに可愛らしい印象に仕上げることができます。
頬のあたりのでっぱりが気になる人は、サイドの髪をエアリーなヘアスタイルにすることで自然とカバーし、気にならなくなります。
また、かきあげヘアも似合うためひし形の多淫を意識してスタイリングすることでバランスが取れますよ!
「ベース型タイプ」に似合う髪型
四角い顎のラインが特徴のベース型の人がカバーしたいところは、顎からエラにかけての顔のラインです。
内巻きのボブやゆるふわパーマのかかった柔らかい印象のウルフカット、センターパートで分けたヘアスタイルは自然にエラや顎のラインを隠し、クールな印象も女性らしい印象どちらも演出することができます。
まとめ:迷った時はプロに相談するのが1番!
自分に似合う髪型が分からなかったり、顔の形が分かっていても理想のヘアスタイルが似合うのか分からないと言う時は、思い切って悩みやイメージをスタイリストさんに相談してみるのがおすすめです。
また、美容室に行くときに着ている服や身に着けている小物の印象を見て、美容師さんはその人の大体のイメージや系統を把握する場合があるため、美容室に行くときは出来るだけ自分のなりたいニュアンスの服を着たり、メイクをすることでスタイリストさんとのイメージを共有することができます。
やはりプロはその人に一番似合うバランスをきちんと見てくれるので、カットの前にはしっかり相談して自分に似合う髪型をプロの力を借りて探してみましょう!